message50周年を迎えて
当社は今年7月8日に創業50周年を迎えます。
当社の創業は創業者の安田善次郎が10名の青年とともに、基礎工事業のあるべき姿を追い求めようと、会社を設立したことに始まります。
10名の青年はテノックス(TENOX)の社名の由来でもあります。創業以来、当社は「基礎工事業界のパイオニア」としてさまざまな工法を開発してきましたが、その道のりは決して平たんなものではなく、幾多の苦難に遭遇しました。その度に、社員の皆が心を一つにして懸命の努力を重ね、あらゆる困難に立ち向かってきました。そして、多くの関係先の皆さまに支えていただいたお陰で、難局を乗り越えることができたのです。ここに当社がご支援を賜っている取引先、株主、協力会社の皆さまと諸先輩、社員の皆さんに心より感謝の意を表します。
50年にわたり、当社が事業を続けられたのは当社の経営理念である「人間尊重」「技術志向」「積極一貫」を体現してきたことにあります。
「人間尊重」は自立した個人を皆が尊重し合い、支え合うことであり、自己責任とチームワークの基本を成すものです。「技術志向」は技術屋集団を標榜する当社の新技術開発の原動力になるものです。
そして「積極一貫」は失敗を恐れない挑戦力こそ創業者精神そのもと言えます。
この経営理念の価値観が50年の事業の根底にあり、次の50年の価値観として脈々と引き継がれていくでしょう。
当社事業の価値観の本質は変わりません。
当社は次の50年、社会から信頼される100年企業としての使命の達成と未来の発展にたゆまぬ努力を続けてまいります。
今後とも、ご指導、ご鞭撻のほどよろしくお願い申し上げます。