CP-X工法
既製コンリート杭 高支持力中掘り拡大根固め工法
CP-X工法は、TN-X同様油圧式の拡縮掘削ヘッドにより、杭先端部に最大2400㎜の根固め球根を築造することで高い鉛直支持力を有する既製コンクリート杭工法です。
2024年11月に公的認証を取得、大きな杭耐力を必要とするデータセンターや大型物流倉庫などの重要建築構造物への採用が期待できます。
特徴
低残土量
発生残土を杭穴に戻すことでプレボーリング工法や場所打ち杭工法と比較すると、発生残土量を65％～70％に削減できます。
残土量を抑制した環境に配慮した工法です。
また、根固め築造以外の工程ではセメントを使用しないため、基本的に産廃ではなく、普通残土として取り扱うことが可能です。（条件は要確認）
作業時間の有効活用
杭埋設作業の翌日再開が可能なため、1日の労働時間をフル活用できます。
昨今の労働時間問題に対し、工期短縮のご提案が期待できます。
高い施工精度
中掘り工法による杭体同時埋設に伴い、優れた杭心精度を保つことが可能です。
大きな先端支持力
杭先端部に最大2400㎜の根固め球根を築造することで、最大17,900kNの先端支持力を発揮します。（先端平均N値が60の場合の長期許容支持力）
2023年に実施した試験施工の状況
施工方法
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