TN-X工法先端拡大根固め鋼管杭工法
TN-X工法とは
TN-X工法は、油圧式の拡縮掘削ヘッドにより、杭先端部に最大2400㎜の根固め球根を築造することで、大きな支持力が得られる高支持力鋼管杭工法です。
2005年に国土交通大臣認定を取得、大きな杭耐力を必要とする大型物流倉庫、庁舎、病院、空港施設などの重要建築構造物に採用されております。
根固め部(掘り起こし状況)
(鋼管径Ø1200mm 拡大根固め部径Ø2400mm)
(鋼管径Ø1200mm 拡大根固め部径Ø2400mm)
特長
- 高い支持力を発揮します 杭先端部に最大2400㎜の根固め球根を築造することで、最大17,900kNの先端支持力を発揮します。(先端平均N値が60の場合の長期許容支持力)
- 鋼管杭による高い耐震性能を発揮します 「高い靭性」を有する鋼管杭を使用するため、大地震にもねばり基礎構造物とすることが可能です。
- 長尺施工可能な中掘工法を採用します 中掘り工法を採用し、Φ1400mmの大口径鋼管杭を70m(施工長)まで施工可能です。
- 残土量の少ない工法です 掘削液(安定液)を使用しない中掘り工法を採用しているので低排土な施工が実現します。
- 徹底した品質管理を実現します 施工機に設置された管理装置により、掘削深度や掘削速度、セメントミルク注入量はもとより、拡縮掘削ヘッドの油圧量で拡縮翼径をリアルタイムに管理モニターで確認することができます。