ATTコラム工法高摩擦力羽根付き鋼管杭工法

ATTコラム工法とは

ATTコラム工法は柱状改良体の中に、羽根付き鋼管杭を埋設した、大きな摩擦力と高い靭性を有した合成鋼管杭工法です。建築分野では、大臣認定(押込み支持力)および(一財)ベターリビングの評定(引抜き支持力)、土木分野では、土木学会技術評価を取得しており、建築・土木構造物への適用が可能です。

特長

  1. 大きな周面摩擦力が得られます改良体側面の地盤を乱すことなく原位置攪拌するテノコラムと、羽根付き鋼管杭が一体化することで、他工法に比べ、大きな周面摩擦力が得られます。
  2. 大きな水平支持力が得られます水平力により地盤の動く範囲が改良効果により広がるため、水平抵抗力が大きくなります。 ATTコラム工法の水平方向地盤反力係数は、変位量を算定する場合はテノコラム工法の4倍、曲げモーメントを算定する場合はテノコラム工法の15倍の値をとることができます。
  3. 環境にやさしい工法です支持力が大きいため、杭本数を少なくすることが出来る。また、低排土のテノコラム工法と使用することで、現場で発生する建設残土を低減させることができます。また振動・騒音も極めて少ない工法です。
  4. 狭隘地での施工が可能ですATTコラム工法は大小様々な施工機の使用が可能です。戸建住宅や鉄塔、耐震補強など、十分な作業エリアがとれない施工条件下でも多くの施工実績があります。