CMJ工法コンクリートパイル中掘り杭工法セメントミルク噴出攪拌方式
CMJ工法とは
CMJ工法とは、コンクリートパイルの内側に挿入したスクリューヘッドにて管内土の排土を行いながら掘削をおこないます。所定の支持層に到達後、高圧でセメントミルクを噴射・根固めし、築造した拡大球根にて構造物を支持させる工法です。建築および土木の各分野で広く適用されています。
特長
- 杭径400mm~1000mmまで設計可能です
- 大きな球根(杭径の1.2~2.0倍)で支えます
- 施工効率が高く、工期短縮に有効です
- 土木・建築に適用性が広く、実績が豊富です
- SC杭(外殻鋼管付き)としても適用可能です
「杭先端拡大球根」200kg/cm2以上の高圧で支持地盤へ注入します。圧縮強度は200~400kg/cm2と強固です。砂・砂礫層で支持力を評価します。
施工方法
- オーガースクリューで杭先端の土砂を掘削・排土させながら所定の支持レベルまで掘進します。
- ヘッドが先端レベルに到達すると、ヘッドの噴射ノズルから予備掘削液を50~150kg/cm2の圧力で噴射します。
- 予備掘削後、セメントミルクを200kg/cm2以上の圧力で噴射し、拡大球根を築造します。